経営史史料館へようこそ

              

このページは島田が収集している講義用経営史史料を紹介するページです。



   
歴史編

第一国立銀行本店錦絵

     

これも私の大事なコレクション。рヘ渋沢栄一を研究テーマにしていますが、彼の本拠が第一国立銀行(現・第一勧業銀行)でした。日本橋の兜町に日本で最初の銀行として建てられました。タは三井が新しいビジネスの拠点として建てていたものを渋沢が強引にぶんどってしまったようなものなのですが。まあ、それはさて置き、当桙フ大工さんが勝閧ネ想像で建てた”洋ョ建築”です。今見るとまるで天迥tのようですが、新生東京の名所となり、錦絵で盛んに描かれました。明治期の錦絵は美術的には評価が低く、比較的安価で手に入れることができます。ただ出物も少ないので日頃から網を張っていることが大事です。将来価値がでるといいなあと期待する一品です。


戦前期(と想定される)輸出用コーヒーカップ  

    

 これは新宿の西口地下街の露店で偶然見つけました。ソーサーの底には「日本製」としか記されていません。模様はいかにも日本。冨mR・芸メの絵模様です。カップの底に日本髪を結った女性がすけて見えるようになっているところがみそです。
 陶磁器に詳しい友人の大森先生によると日本の名もない中小陶磁器メーカーがアメリカ向けに作ったもので、クリスマスシーズンのプレゼント用に用いられたものです。生地は驚くほど薄く高級感があるのですが、張り付けてある絵柄がずれていたりしてそれほど精度の高いものではありません。このような粗悪品をいつまでも輸出していてはいけないと森村組は考え、ノリタケチャイナが生まれたそうです。


スピンドル  

    

 綿織物機械で使われるスピンドルは名古屋のトヨタY業舶ィ館で購入しました。ミュージアムショップに置いてあったのですが、確か4500円ほどしました。たぶんこれを買うのは私しかいないのではないかと思い喜び勇んで買って帰りました。

      これは綿花です。一番右が実のなった状態です。 
    
新装花王石鹸

    

 これも私の大事なコレクション。昭和初期の石鹸そのものです。明治時代には日本の石鹸は顔を洗うと皮膚がぼろぼろになるほど粗悪なものしか作れませんでした。高級舶来品に負けないものを作りたいと詩碚重ねた長瀬富郎が自信を持って売り出した石鹸が花王石鹸です。花王石鹸の名前は「顔(を洗うことのできる)石鹸」からきています。オシャレですよね。そしてさらに脅威の価格破壊で売り出したのがこの新装花王石鹸です。それまでの石鹸は一つ一つ桐箱に入れて売るような高級品でしたが、それを今のような日用品にしたのがこの石鹸なのです。1個1個、ノ包まれていますが、この包み紙には一面に"kao kao"と書かれていて当桙ニしてはかなり斬新なデザインだったでしょう。


幻のB円

    
     上がB円。下が日本軍の使った軍票

 マッカーサーが密かに作らせた軍票B円。進駐軍はこれを大量に日本に持ち込み、流通させようとしていました。占領地で軍票を大量にばらまいて現地経済を麻痺させるのはある意味、占領の特権です。戦時中日本軍は占領した東南アジアで盛んにこの手法を用いて現地物資をかき集めました。その怖さを知っていたからこそ何人かの若手官僚が必に交渉し、通用直前で阻~された幻のB円なのです。рフ父の子供梠繧ゥらのコレクションの中で光り輝く一品です。

「アメリカに監視される」新10円D

    

これも父親のコレクションからのものです。一見斬新なデザインの戦後最初の10円Dですが、数々のいわく付きのお札。米国と読める全体デザイン、鎖でつながれアメリカ人に監視される菊と鳳凰すなわち天皇、(中央に右向きの西洋人の横顔が見える)など、占領期の人々の心理を物語る逸話の残るお札です。


キャノンの原点を作ったカメラ

 もっとも最近手に入れた私のお宝。1961(昭和36)年発売のキャノネット。3年間で100万台を売ったいわゆる”バカチョンカメラ”の出発点。рヘこれを秋葉原近くのたまたま入ったカメラ屋で5000円で購入。рフ生まれた年に作られたカメラがなんと見事に写るのです。電池いらずにもかかわらずなんと自動露出(シャッタースピード優先)です。レンズはF1.9という驚異の明るさ。夕暮れでもフラッシュなしにぼけみの利いたいい写真が撮れます。さすが日本の精密機械。世界を制した日本の技術です。


    
     カメラと一緒に写るのはこのカメラの頃活躍したカメラマン・クリフォード・コフィンの作品     
       ボーグなどのファッション盾ナ活躍しました。


    
久方ぶりに経営jj料館収蔵品を拡充。今回は明治14年発行の地券その他。
なかなかページを起こせません。